最近は英語コーチングスクール/パーソナルジム比較を行うメディアへの寄稿ばかりしており、こちらのブログは約5ヶ月ぶりの更新です。
もともと第二言語習得理論(科学的な英語学習法)に基づく、外国語学習についての情報をメインに発信するというコンセプトで始まった本ブログ。
今日はそのコンセプトにぴったりハマる素晴らしい英語コーチングスクールを発見したので、淡々と紹介します。
ズバリ管理人が感銘を受けた英語コーチングスクールは、ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)です。
[aside type=”warning”]
ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)では公式に、英語習得をトレーニングと同じように位置づけ、「スクール」「塾」ではな く、「パーソナルジム」と定義しています。
[/aside]
[voice icon=”https://jpenglish.com/wp-content/uploads/2019/08/悩む人.jpg” name=”英語学習に悩む人” type=”l”]
「中学からずっと英語を勉強しているのに全然英語が話せるようにならない。」
「大学受験で英語を勉強したのに、今ではさっぱり忘れてしまった。」
「色んな人が主張する勉強法があり過ぎて、どこからはじめれば良いのかわからない。」
[/voice]
経験上、英語学習に悩んでいる人って、そもそもこんな風に方針が定まっていない人が殆ど何ですよね。
ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)は、受講生が抱える英語学習に関する全ての疑問を解決した上でレッスンを実施し、受講生が英語を話せるようにしてくれる英語コーチングスクールです。
という訳で、本日は、第二言語習得理論(科学的な英語学習法)を用いて英語コーチングスクールを運営しているENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)を実例に、日本生まれ日本育ちでも英語が話せるようになるためには、どのように学習を進めて行けば良いのかをご紹介します。
[aside type=”normal”]伝えるべきことを全てお伝えしようと思い書いていると、かなり長くなってしまいました。なので本記事は3つに分割しました。
[第一弾〜概要編]①英語パーソナルジムENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)で評判の科学的な英語指導法に共感した←今ココ
[第二弾〜理論編]②英語パーソナルジムENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)で評判の科学的な英語指導法に共感した
[第三弾〜実践ノウハウ編]③英語パーソナルジムENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)で評判の科学的な英語指導法に共感した
[/aside]
[kanren postid=”1162″]
[kanren postid=”1164″]
ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)とは?
ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)は、人間が母語以外の言葉(=第二言語)をどのように習得するのかを研究する科学的な英語学習理論:Second Language Acuisition)を活用して、実践的な英会話力をつけるためにトレーニングを行ってくれる英語コーチングスクールです。
言い換えるならば、英語のパーソナルジムです。
最近は TVCMも売っているので知名度が高まってきていますが、ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)を運営する「(株)恵学社」は、四谷で大学受験指導を行う塾を3つ運営する会社なのをご存知でしょうか。
ENGLISH COMPANYの前身誕生は2010年
『ENGLISH COMPANY』および『(株)恵学社』の代表である岡健作さんが、大手学習塾で勤務されていた時に、英語指導の現場で幅を利かせている精神論がベースとなった学習理論に我慢ならず、合理的な学習方法を模索していたところ、友人が大学院で第二言語習得理論を研究していたことがきっかけで、2010年に「(株)恵学社」を設立し、60日間の短期集中講義で偏差値を20近くあげた実績が口コミで評判を呼び、圧倒いう間に超人気予備校となったそうです。
ENGLISH COMPANYは、そこで5年間貯めたデータやノウハウを元に、社会人をターゲットに科学的な英語学習理論:Second Language Acuisition)を当てはめて英語指導を行う英語コーチングスクール/パーソナルジムとして誕生し、すでに3,000人以上の卒業生の英語力を伸ばしています。
科学的に英語を習得? 第二言語習得理論(Second Language Acuisition:通称SLA)はどう凄い?
「第二言語習得研究」=第二言語習得理論とは、母語ではない言語をどのように身につけるのか?
言語習得のメカニズムとプロセスを明らかにしていく学問のことです。
「第二言語習得研究、理論」と聞くと堅苦しいですが、要は、科学的にどのいうプロセスで学習をすれば言語習得がしやすいのか?を学習者が体系的に学べるようにするために世界中で研究が進められている言語習得の科学と考えてもらえれば良いです。
ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)のレッスンを受講するかどうかは一旦置いておていて、第二言語習得理論(Second Language Acuisition:通称SLA)とは何かを理解しておくメリットは3つあります。
- [概要編]英語(外国語)は科学的な言語収録トレーニング法である第二言語習得理論(Second Language Acuisition)を使えば伸びるということを知れる。
- [理論編]「実戦で使える英語を今度こそ習得したい!」という人にタイプ別の最適な英語学習があると知れる
- [実践ノウハウ編]最短最速で英語習得するために必要な考え方と、具体的な学習方法が分かる
本記事では、まず
- [概要編]英語(外国語)は科学的なトレーニング法である第二言語習得理論(Second Language Acuisitionを使えば伸びるということを知れる。
について詳しく解説します。
英語を学ぶ=目標達成の手段にすぎない=効率的に成果の出せる科学的なアプローチをとるべし
年間1兆円規模の金額が動いている日本の英語学習マーケットでは、年々教材のクオリティが高まっており、ただただ感嘆するばかりです。
その一方、明確な目的もなく英語を勉強することで自己満足するような人を生み出し続けている風潮も感じます。
背景には世の中にたくさんの 勉強法があふれかえっている事が理由の一つに挙げられます。
だからこそ、成果を求めるビジネスパーソンの間では、本当に自分に合った正しい学習プロセスによって、短期間で効果を上げる英語学習サービスに強いニーズを感じるのです。
別に英語をのほほんと学習している事で十分満足できるのなら何の問題もありませんが、特に社会人の場合、英語を学ぶ=何か英語を使って成し遂げたい目標があるから学習するのでしょう。
ならば、英語を学ぶ時に重視すべきなのは
- 短期間で最大の成果をあげられることが担保されている科学的に実証された言語習得理論をベースにしたアプローチ
- 属人的ではない、現状分析(今の自分の英語力を客観的に測定)する
- 課題を明確にした上で、最適で客観性のある科学的な言語学習アプローチをとる事で、英語力を伸ばす
という点ではないでしょうか。
今自分がどのような状態で、これから何をすれば良いのかハッキリ見えていることが必要だということです。
例えば「とりあえずレッスン料を払って闇雲に大手英会話教室のネイティブ講師のレッスンを受講すればいいや・・」という行為は、上記とは対極のアプローチです。
効率的に成果の出せる科学的なアプローチを取れば、課題が明確になる
人間の言語習得プロセスやメカニズムには、すでに科学的な言語習得トレーニング法である第二言語習得理論(Second Language Acuisition)で明らかになっている部分が大半です。
これは裏を返せば、個々人によって最適な学習方法が「大きく異なる」なんて事態にはならないということです。
第二言語習得理論(Second Language Acuisition)でいう個々人にあった最適な学習方法というのは、
- 現在の英語力を客観的に測定し
- 目指す英語力とのギャップ(=課題)を、第二言語習得理論(Second Language Acuisition)に沿って分析することで明確にし、
- その状態で初めて、取り組むべき学習方法が明確になる(一人一人にあった学習法)
ということです。
この①②のプロセスを省いて「〜勉強法が良い!」「〜メソッドを使うべきだ」というのは、的外れなのです。
書店やネット上には情報が溢れていますし、結果を出した有名人やインフルエンサーの人が宣伝している英語学習方法をよく精査もせずに鵜呑みにしてしまうのも仕方のないことかもしれません。
ですが、こうした行為は、限られた選択肢の中から自分にとって「あ、これが合いそう」と素人判断している回り道をしたい人がとる行動であるケースが殆どであることに注意しましょう。※
※独自の学習方法で英語を習得した人の自伝や、外資系企業の日本法人の社長が書いた英語学習方法をそのまま丸パクリしても成果を出せずに苦しんでいる人が多いのこのためです。彼らはビジネスの世界で英語を駆使して結果を出した人には違いありませんが、外国語(英語)を教えるプロではないので、学習理論に客観性が担保されているかどうか怪しい所があります。
だからこそ、すでに科学的な言語習得トレーニング法として実証されている第二言語習得理論(Second Language Acuisition)でを用いて、取り組むことが大切です。
火傷や骨折をして医者に相談せずに自然治癒の道を選ぶよりも、怪我の状態を診断し適切な処方薬を出してくれる医者に見てもらう方が治りが早いのと同じで、言語習得もその道のプロ・学者が研究を重ねた上で科学的に実証された知見をベースにしたトレーニング方法を参考にするべきです。
科学的に英語を習得する第二言語習得理論(Second Language Acuisition)を学ぶ5つのメリット
メリット1:「第二言語習得研究」による科学的な言語習得のアプローチを活用して 英語を最短最速で身につけられる
解明された習得メカニズムを英語学習に当てはめること=正しい方法で体系的に学習すると言うことです。思い込みや経験則にもとづいた従来の勉強法とは異なる学習法です。
その際に活用できるのが、言語習得の科学「第二言語習得研究」です。「第二言語習得研究」=母語ではない言語をどのように身につけるのか?そのメカニズムとプロセスを解明する学問です。この研究によっ て解明されたことを実際の学習に当てはめると、実際の指導場面で役立てられる効果的なメソッドと習得方法の開発をすることができます。
メリット2:理論を踏襲した上で、各人の状況に合わせて学習順序やトレーニング方法を変えられるので効率的に言語習得ができる
「第二言語習得研究」をベースにした勉強法が言語習得に効果的とはいえ、その方法でトレーニングをすればすぐに英語が話せる訳ではありません。
- 母語は何語か?
- 英語の学習経験は?
- 文法・語彙・リーディング力・リスニング力は?
と言う要素だけでも各人によって状況が異なります。
ただ、「どのように第二言語を学べば習得に効果的か?」についての研究が進んでおり、特に世界中でもっとも学習者が多い英語については膨大なデータと実証研究例が蓄積されており、「第二言語習得研究」にもとづいた正しい英語学習法について、そのプロセスや学習者へのアプローチはどのようなメソッドが効果が上がるかがわかっており、再現性が大変高いものになっています。
メリット3:とりあえず英会話をする=いつまでたっても英語(外国語)習得ができな理由に気づく
「第二言語習得研究」をベースにした学習理論は、学習者の「現在の英語力」に合わせた学習方法を提供することがポイントです。
英語を習得したい!と思っている学習者の多くは、ネイティブスピーカーとストレスなく話せている状態を思い浮かべますが、脳内知識データベースが不足している状態で会話トレーニングをしても、そもそも英語を「読む力」、英語を「聞く力」がないので満足に話せるはずはありません。
これは、第二言語習得の研究者の間では周知の事実であり、言語習得においては必ず十分にインプット中心のトレーニングを行わなければならないのですが、この事実を知っている英語学習者は殆どいません。(感覚的には知っているかもしれませんが、この理論そのものを義務教育で習った人は少ないでしょう)
現在雨後の筍のように乱立している、英会話サービスを観ても、とりあえず「会話(アウトプット)」から始める形式が多く、流行りの短期留学も同じです。
ですが、繰り返しになる通り、基本的な文法語彙知識のデータベースががない人が、いきなり会話をするのは非効率です。
英語を話せるようになるためには、まず「読む力」と「聞く力」のインプットを中心にしたトレーニングを行うべきです。
メリット4:留学していないのならば、意図的にインプットの効率を上げるべしと知る
英語の学習環境には、「EFL環境」と「ESL環境」があると聞いたことがあるでしょうか?
- EFL= English as a Foreign Language :英語が母語ではない人が、日本の様に日常で英語を使わない非英語圏で英語を学習する環境のこと。
- ESL=English as a Second Language :英語が母語ではない人が、米国などの英語圏への留学などをしながら学習する環境のと。
多くの英語学習者は、これらを混同しています。
後者の②ESL環境の場合は、留学や長期滞在先での生活の中で大量の英語のインプットに晒され、アウトプットの機会も一気に増え、「インプット→アウトプット→自分が理解できることできないこと・話せること話せない項目に気づく」と言う語学習得に必要なサイクルを回すので、聞き取りと会話の力が伸びるケースが多くみられます。
しかし、前者の①EFL環境では、日常で英語が使わないのでインプット量が不足します。そうすると単純に「留学とどう環境を作る=リスニングを大量にするためにネイティブスピーカーと英会話をする」と言う発想になるかもしれませんが、そこに大きな落とし穴があります。
どうあがいても、米国などの英語圏への留学・長期滞在などのESL環境と同レベルでのインプットとアウトプットは担保できないのです。
メリット5:アウトプットが「気づき」を促すから言語習得が加速すると分かる
米国などの英語圏への留学・長期滞在などのESL環境に並ぶためにはどうすれば良いのでしょう?
答えは、英語学習において質の高いインプットを行うために、必要に応じてアウトプットを学習過程に組み込むことです。
多くの学習者は英会話学校に通うなどして英会話(アウトプット)中心の練習を始めがちですが、英語の脳内知識データベース(インプット)がなければ話すことができません。
逆に、文法の知識や語彙をしっかりインプットを十分に行った後に「気づき(自分が理解できることできないこと・話せること話せない項目)」が促された場合、学習の高速化につながり、知っている知識→自然にアウトプットできる使える知識になります。
さあ、科学的に英語を習得する第二言語習得理論(Second Language Acuisition)を知ろう
という訳で、ここまで科学的な言語習得トレーニング法である第二言語習得理論(Second Language Acuisition)についての概要を書きました。
現時点でもしもこの理論について十分に語れない場合、こう考えて見てはいかがでしょうか。
これまで自分の英語力が伸びなかったのは、能力の問題でも、向き不向きの問題でもなく、科学的に効果が実証された効果的なトレーニング方法に会ってなかっただけ
次記事では、第二言語習得理論(Second Language Acuisition)詳細について迫ります。
以下のリンクからどうぞ。
>>[第二弾〜理論編]②英語パーソナルジムENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)で評判の科学的な英語指導法に共感した
[kanren postid=”1162″]