伸びる学習者の常識。英単語語彙を増やす王道2パターン

PROGRIT 単語学習王道 商社マンの英語学習法

英語学習者・外国語学習者アルアル。

新しく学んだばかりの単語・語彙を良く目にするようになる

こんな体験頻繁に起こりませんか?

これは、いわゆるカクテルパーティー効果。

[box class=”blue_box” title=”カクテルパーティー効果”]

周囲の環境のうち、自分に必要な事柄だけを選択して聞き取ったり、見たりする脳の働き。

[/box]

Understanding the 'Cocktail Party Effect'

習ったばかりの単語が別の文章や別の文脈で使われていると「お、また出会ったなー」なんて心の中でつぶやくと共にその単語の親しみが増して、記憶に定着しやすくなります。

そんなわけあるか、全然英単語が覚えられません。

もちろん、全然覚えられない単語も出てきます。

実際、何度も何度も単語帳を使って覚えようとしている相性の悪い単語は、一発で覚えられる可能性は低いです。

そもそも脳が「単語帳に載ってるけど実際の文脈で疲れてるのを見たことがないなと感じているうちは、覚える必要性が生じないということです。

新しく覚えようとする英単語記憶に定着させてすぐに思い出せるようにするためには、その単語がそもそもの文脈で使われてる状況にたくさん出会える機会を作りましょう。(複数接触)

覚えたい英単語が文脈の中で使われている状況に遭遇する方法は2パターンあります。

パターン1:とにかく読む量を増やす

例えば、本田圭佑選手が出資していることでも有名な、元マッキンゼーアンドカンパニー出身者が立ち上げた英語コーチングプログラムPROGRITなどでもトレーニング方法の1つとして推奨しているのが、この多読です。

1冊の単語帳にかじりつくのではなくて、別の角度から説明された単語帳を使ったり、積極的に単語との関連情報が多く載っているような記事や書籍、音声・ビデオに触れるのがコツです。

単に単語帳読み込んで、そこに書いてある複数の意味まで調べて暗記してこれで完璧だと言う人がいますが、それはまるで泳ぎ方の教科書だけを読んで、実際に水中に飛び込んだことのない水泳選手と一緒です。

私はカナヅチだったのでよくわかるんですが、初めて人の力を借りずに自力で泳ごうとした時に、水の中ではうまく体を動かしてうまく進むことができず、ものすごく焦りました。

しかし陸の上で習った腕の動かし方や足の動かし方は水中で感じる水の冷たさや水の揺れ動く感覚を感じながら実践することで初めて、意識せずともできるようになるものです。

使える語彙を増やすという行為は、まさに、上で述べたように水中の中に飛び込んで、そこで実際に足や腕の動かし方を学んでいく行為に似ています。

単語帳で覚えた単語もそれ以外の場面や文脈で触れないと脳が忘れてしまいます。自分の興味のある分野や関心のある情報だけで構わないので積極的に単語帳以外の文脈で関連する英文を読んでいきましょう。

2つ目の方法:電子辞書を活用する

電子辞書には、ある素晴らしい機能がついています。「例文検索機能」です。

ある語彙を調べると、それに関する例文が大量に登場し、さらにそこからわからない単語の例文に飛び・・・まるで単語のウィキペディアに触れる様にサクサク見ることができます。

英語学習に特化して発売されているカシオのEx-Word(英語モデル)なんかは英語学習にもってこいの電子辞書です。

電子辞書の良いところ

電子辞書の良いところは、インターネットに繋がってなくてもオフラインで自分の知りたい単語の例文として語彙情報を全て調べることができる所です。

ただし、電子辞書買うとなると2万円から3万円の出費は覚悟しなければなりません。

お金に余裕があれば圧倒的に便利ですし、生産性が上がるのですぐに買った方がいいと思いますが、お金に余裕がなければWeblioやアルクの英辞郎、Longman English DictionaryのようなオンラインのWeb辞書サービスで済ますことも可能です。ネットさえ繋がっていれば基本的には全て無料です。

Weblioや英辞郎の使いやすさと英文掲載数は言わずもがな。Longman English Dictionaryに関しては同義語との差についてへ比較的詳しく述べられており、おすすめです

[kanren postid=”902″]

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました