リーディングのスピードが遅い=背景知識が足りていない

社会人の学習&自己啓発

外国語学習だけ盲目的にやっていれば、テストや資格試験のスコアが伸びるというのは大きな間違いです。

私たちは、短期的な詰め込み学習の効果を過大評価しがち

英語であろうと日本語であろうとトピックへの関心が全くない場合、たとえあなたがTOEIC満点だろうがTOEFL満点だろうが英検一級だろうがなんだろうが、理解できない

背景知識がないなら理解できません。

人は自分の努力が報われることばかり期待します。

少し英文を読んだ程度で「なぜ早くよめないんだ?なぜスコアが伸びないんだ?あんなに頑張ったのに」みたいなことを言い始めます。

母語でついて行ける話題の範囲=英語で理解できる話題の範囲です。

だからリーディングのスピードを上げたかったら、日本語でも英語でも構わないので、自分の理解できる言語で幅広い話題の体系的な知識を普段から脳にストックしておくべき。

本質的には、これがリーディングスピードをあげる唯一無二の方法です。

私の場合、考え事をする時間以外は、いつもカバンや上着のポケットにキンドルを忍ばせて置いて興味のない分野、ある分野に関わらず乱読するようにしています。

readingスピードを上げたければ、普段から様々な人と情報に触れて引き出し続けるのが理想

昔、海外の大学に短期聴講生として、観光学の講義を受けていた時、乱読癖が我が身を救ってくれました。

全く知見の無い科目だったので、初めは指定の英語で書かれたテキストでせっせと頑張していましたが、講義についていけないんですよ。

すぐにamazonで書籍を注文して日本にいる友人にスキャンして送ってもらい、ザーッと日本語で書かれたテキストを読んでから講義に臨んだところ、自分の理解のレベルが全く違うことに気づきました。

語学力が原因ではなくて、単純に講義の内容を理解するための知識不足だったのです。

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