さてさて、第四話まで来ました。続きを書いていく前に1つお知らせしたいことがあります。それは・・・
あなたが、この記事を読んで得られるメリット
帰国子女でもなく、僕のように、幸か不幸か1から”第二言語”として外国語というものに向き合わなければならなくなった人の救済書みたいなものがあればな、という思いで書きました。
具体的には「第二言語習得理論」についての解説になるんですが、その前に僕がこれまでに、この理論を学んで実践してきた結果受けた恩恵について
いくつか書き出してみます。そのほうが想像しやすいかと思いますので。
・偏差値50以下の状態でスタートして、浪人時代には英語の偏差値が80を越えて、早稲田大学の国際教養学部、東京外大、慶応義塾大学の商学部など複数の志望大学に合格
・SLAの知識について教えただけで感謝されて、仕事上の契約に繋がった
・センター試験の英語が194点(リスニング満点)
・大学入学後、はじめてうけたTOEICではスコア800を越え、2回目にうけたのTOEIC公開テストでは930。
・19歳から英語以外の言語の学習をはじめて、その後奨学金をもらって現地の大学に国費派遣留学できた。
・世界20カ国以上に頼めば家に泊めてくれる仲の友達ができた
・現地の弁論大会で司会をつとめて、現地人にまちがえられた(半分ジョーク)
・外国人の可愛い彼女ができた
・就職活動をやってみた時には、某有名食品メーカー、国内総合商社をふくめ複数の一流上場企業から内定をget
・時給800円から4000~5000円に
・現地語でジョークをかしたおかげで、たまたま現地の富豪の息子に気に入られて、親睦を深めた結果、5つ星ホテルのような部屋にいつでも泊まりに来ていいいよと言ってもらえるように
・いまは中国語、インドネシア語の勉強がとっても楽しい |
他にも様々な恩恵を受けてきましたが、2分くらいでぱっと書き出してみればこんなもんでした。生まれも育ちもエリートな方々と比較すると、鼻で笑われてしまうレベルの実績かもしれませんが、両親は日本生まれ日本育ちで外国語は全く話せず&自分は非帰国子女・純ジャパニーズとして国内で生活してきたノーマル日本人なので悪くないんじゃないでしょうか。
筆者はたまたま運良く第二言語習得理論(Second Language Acquisition)について知ることができたおかげで人生が好転した人間です。
現状の僕の外国語学習方法に関しては、特に変わっている所はないと思っていますが、先日友人に指摘されて気付いたことがあります。
僕は今は単語を憶える際、ただCD音声を繰り返し聴いていその後に、パラっと単語帳を見直しながら、空中に向かって指で単語を書くというスタイルをとっているんですね。それでほぼ問題ないペースで新しい単語を憶えることができています。
なぜこういう勉強法に至ったのか?それを理解するためには第二言語習得理論(Second Language Acquisition)の歴史的・理論的を知る必要があります。
他にも
・<なぜ文法の勉強をしなければならないのか? >
・<なぜ多読・多聴ををしなければならないのか?>
など普段自分達が行っている基本的な勉強がどのように機能しているかを体系的に理解できるので、勉強をしていても挫折する可能性が格段に減ります。
何より第二言語習得理論(Second Language Acquisition)の知識をひと通り抑えておけば、効果の出ない外国語の勉強法や、根拠のない外国語学習法に一生振り回されなくなります。
友人と同じテキストを使っていても、体系的な言語学習に関する知識があるあなたと友人では、スコアに大きな差がつくでしょう。要は、外国語を学習する理論をシステマチックに理解して、最短で成果をだせるようになりましょう!
ってことです。
地図も無しに行ったこともない誰もいない森のど真ん中に放り込まれて「出口を探せ」といわれれば不安でたまりませんが、もしも森全体を空から見下ろす事が出来て、何となくどの方向にすすんでいけば出口があるのかを知っていれは全く精神的な余裕が違いますよね。
外国語学習の背景理論を学ぶということはそんな精神的な安心感ももたらしてくれます。理論についての知識があるだけで実践力がつくかどうかは別ですが、実践力をつけたければ第二言語習得理論について知っていて損はありません。むしろこの知識に感謝してもしきれない日がが必ずや来ますw
医者になりたければ病理学を学びますし、栄養管理士になりたければ栄養学について学ぶのは当然のことです。なので外国語を効率よく身につけようと思えば、第二言語習得理論(Second Language Acquisition)について学ぶが至極当然のことではないでしょうか。
次回いよいよ本格的な説明をはじめます。つづく・・・
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