独学でビジネス英語を何不自由なく使いこなす(目安TOEIC900以上)。
このレベルに到達することは、やり方さえ知っていれば難しいことじゃ無い。
ただし、それを知らないと外国語の勉強をするためにお金と時間を浪費するばかり。
状況は改善されつつあるものの、所謂「語学難民」が世間には未だに大量発生している。
楽で・すぐに結果が出て・お金がかからない
こんな消費者の射幸心を煽るキャッチフレーズをみた記憶があるはずだ。
これを信じて毎年多くの人が、時間と貴重なお金を実力がつかない学習方法に注ぎ込む。
英語難民を生み出した戦犯「大手英会話予備校」が潰れまくるカラクリ
数年前に、「駅前留学」というキャッチフレーズで有名な大手英会話学校が潰れた事件があった。
受講生徒は返金要求をしてもお金を返してもらえず、社会問題になった。
(まさかの私の父親も被害者でしたw)
なぜそんなことが起こったのか?
シンプルなカラクリが存在する。
【英会話学校】という地域に密着した語学を教えるビジネスモデルに問題あり。
旧来型の英会話学校の経営者も大変だ。
レアジョブ等のオンライン英会話サービスの台頭により、
「家の近くにある教室で英語母語話者の先生に習っていれば問題なし。」という生ぬるいコンセプトではお客さんがあつまらなくなってきた。
その一方で「3ヶ月でTOEIC800点以上!できなければ完全返金保証あり」くらいの度胸があり、実力と指導ノウハウのある講師たちがオンラインサービスを提供している会社はものすごい勢いで伸びている。
数字を見ずとも、街を歩いて駅構内の看板広告を見ればすぐにわかることだ。
そもそも今や独学で勉強できるインフラが整っている。
やる気と必要性さえあればTOEIC900程度のレベルにまでなら、留学しなくても1年もあれば到達することに少しづつ気付き始めている。
(仕事で使うならなおさら)
英会話学校が事業を運営していくためには、当然お金を払ってくれるお客さんが必要。
英会話教室をオフラインで構えるとお金がかかる。
固定費として、事務所の家賃、スタッフの給料がコストとしてかかる。
旧来型のオフライン教室型英会話学校の場合、お金を払ってくれるお客さん(生徒)はその地域に住んでいる人しか居ない。
想像してほしい。
あなたが「広島県 呉市」に住んでいた場合、大手英会話学校Xは、呉市に住んでいる人を集めるためにチラシを配り、インターネット広告を打つ。
広告宣伝がうまくいけば、宣伝を見た人の1%くらいは教室にきてくれるかも知れない。
しかし、呉市に住んでいる「英会話学校にいって習いたい」と思っているお客さんの数は限られている。
同時にオンライン英会話にどんどん潜在顧客は流れていく。
当然地域密着型の英会話学校Xの経営は、今ままで通りやっていれば苦しくなっていく。
地域密着型英会話学校Xの経営者は下記のような対策をとったとしても負の悪循環から抜け出せないだろう。
なぜならば独自のメソッドやスキル・ノウハウが無いから、お客さんに見向きもされない時代になってきているからだ。
1口コミを起こす
⇒「え、そんな凄い英会話学校があるの?ココで習ってみたい!」と思わせるほどの講師陣とカリキュラムを充実させることができるなら簡単。講師陣全員がTESOLの資格を持っているとか、ハーバード大学卒とかとにかくユニークな特徴があれば興味を持ってくれる人は増えます。
2ひたすら広告を出し続ける
⇒この悪循環陥ってしまうと危険。
①どうしよう、お客さんがこない⇒
②そうだもっと広告をだそう⇒
③広告費がたりないから生徒には授業料を一括払いで前払いしてもらって、そのお金を広告費に回そう⇒
④あれ?広告費かけてるのにお客さんが来ない。どうしよう
⇒⑤生徒「なんか授業も微妙だし、退会したいのでお金返してください」
⇒⑥英会話学校X「ごめんなさい。広告費にお金つかっちゃって返金出来ません」
(あれ、どっかで聞いたことあるぞこの話)
結局何のために英語(外国語)を勉強するのかを良く考えたほうがいい
上の話の様に、英会話学校を運営している経営者は、
「なんとかしてお客さんに多くのお金を払ってもらおう」という考えている。
だから必死に広告をうち、マーケティングを仕掛けてくる。
だからこそ消費者は賢くなる必要がある。
まず「なぜ英語を勉強するのか?」を明確にしよう
外国人と出会いたいだけならクラブにいけばいい。
英会話をしたいだけならお金を払わなくても地域の教会にいってミッショナリー(伝道師)と話せばいい。
とにかく目的もなしに行動すると時間と金を無駄にして終わる可能性が高い。
だからこそ
- 何のために外国語を勉強するのか?
- そのために特化すべき分野はなんなのか?
- そのための最適な学習ノウハウはあるのか?
最低これは一瞬で答えられるようにしておくことをオススメする。
終わりの無いゴールを目指してダラダラと外国語を勉強し続け大した成果の残らない人生は勿体無い。
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